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中国 PM2.5の症状は?

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このところPM2.5という言葉を聴かない日はない。
中国もそうだが、共産圏の国では石炭で集中暖房をしている
ケースが多いので、石炭を燃やした煤煙が多い。


いまは冬で、石炭を大量に燃やしているので
それが風に乗って日本中を覆うほどになっている。


中国の環境規制がゆるいことも
事態の悪化に拍車をかけている。


冬は比較的空気が動かないので、
日本へ飛散してくるPM2.5の量も少ないと思われる。


これが春になると、 偏西風に乗ってPM2.5だけじゃなくて、
黄砂までが日本中を覆いかねない。



もっとも石炭暖房の煤煙は減っていくのだろうが・・・
PM2.5は石炭暖房だけじゃなくて、工場や自動車、
石炭火力発電所などからの煤煙もあるので心配が増える。


PM2.5の正体は?

このPM2.5は、微小粒子状物質で、
肺などの呼吸器に入り込みやすいのがやっかいだ。
硫酸塩のほかに亜鉛、銅、スズなどの重金属が含まれるケースもある。


あまりたくさん吸い込むと、
喘息とか気管支炎などの呼吸器系の疾患を引き起こす可能性が高まる。
小さな子供や高齢者、呼吸器系の持病がある人は要注意だ。


農作物への影響は?

PM2.5が飛散して農作物に悪影響を与えないか、
また、それを食べることのリスクが気になる人は多いだろう。


でも、農作物の影響はあまり心配しなくていいようだ。
野菜に降りかかっても野菜には吸収されないし、
土に浸透した有害物質を取り込んだとしても、その量は少ない。


PM2.5対策は何をすればいい?

花粉症対策のマスクは残念ながら役に立たない。
花粉はサイズが30μmくらいで、
PM2.5はその数字のとおり2.5μm以下とかなり小さい。


だから、花粉症のマスクでは通り抜けてしまう。
対策のマスクは、N95という規格以上の高機能マスクが必要になる。


いまPM2.5が大きな騒ぎになっているので
N95規格のマスクを製造している愛知県豊橋市の「くればぁ」社は
大幅な増産体制を取っているが、急な需要増に対応しきれない。


家の中では、空気清浄機がPM2.5対策になる。
しかし、どの空気清浄機でも良いわけではない。
HEPAフィルターを採用したシャープなどの高機能タイプが必要だ。



HEPAフィルター付↓↓↓


PM2.5の量をどうやって調べる?

PM2.5の情報は、いろいろな機関から公開されるようになった。
環境省の大気汚染物質広域監視システムサイトの「そらまめ君」も参考になる。

PM2.5の量が多い日は、外出を控えることも考えるべきだろう。


N95規格のマスクは、けっこう高額だ。
立体型で唇に触れないタイプは、三日くらいは使えるようだし、
洗濯できるものも多い。


健康には代えられないが、それでも値段が気になるときには、
花粉症用マスクを二重にして、あいだに濡れティッシュを挟むという
裏ワザもやっている人がいるようだ。


温暖化どころの騒ぎではない。

大気汚染物質に黄砂、春が近づくと花粉が加わって、とんでもないことになりそうだ。
最低でも、手洗いやうがいは徹底したいもの。

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