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東京が政治、経済の中心、しかも極端に集中している
都市だというのはだれもがわかっている。
その首都圏にある活断層の一つ「
立川断層帯」だ。
この立川断層帯は、地震が起きたら首都圏に大きな被害を及ぼす
可能性があると国が想定している活断層のひとつ。
東日本大震災が発生してからというもの
地震の危険性が高まっていることは頭では理解していますね?
2012年10月から東大地震研などで作る研究グループが、
立川市などで大規模な掘削調査をしていたのを知っているかな。
長さ250メートル、深さ10メートルにわたる大規模な掘削だ。
その結果が発表されて、掘削調査の場所も見学ができる。
立川断層帯では、縦にずれ動いた痕跡(逆断層)は見つかっていたが、
主要な部分で横にずれ動いた痕跡が今回初めて確認された。
つまり、地震が起きると縦ずれだけじゃなくて横ずれもある。
となると、激しい揺れになる地域が広がるということになるので、
被害地域が大きくなるということを意味する。
立川断層帯に住んでいる人は気になりますね。
活断層とは
活断層があるところには、大地震がくる!
日本は昔から地震が頻繁にあるので断層も多いが、
その大半はもう活動していない。
でも中には地殻応力で活動するものがあって
それが「活断層」と呼ばれている。
日本列島にはおよそ2,000もの活断層が存在する。
活断層の性質として、同じ活動を一定の間隔で繰り返すので、
活断層がある場所では繰り返し大地震が起こる。
立川断層はどこにある?
「立川断層帯」は、関東山地東部から武蔵野台地西部にかけて分布する。
埼玉県入間郡名栗村から東京都青梅市までの「名栗断層」と、
青梅市小曽木笹仁田峠付近から、立川市経由国立市谷保までの
「立川断層」で構成されている。
地震の発生確率
活断層があるところでは、いつかは必ず起きる。
福引きと同じで、いつ出るかはわからないけど、
当たりの赤い玉は必ず入っている!
立川断層が動いたら何が起きる?
地盤さえ良ければ家が倒壊することはない。
地震の揺れは地盤によって決まるが、武蔵野台地は地盤条件は良い。
関東大震災でも立川断層帯の被害はほとんどなかった。
地震への備えは?
地震発生率が高くなったからってパニックになる必要はない。
立川断層帯での絶対的な数値がまだまだ低いから。
でも、M7以上の大地震が起きやすい状況に変わりはない。
だから、何ができるかを考えるのが大切だってことになる。
普段からできる準備って何だろう?
自分の家・アパートの中、身の回りを点検してみることだ。
- 大地震が起きたときの避難通路を確保しておく
- そのために、家具を固定する
- 不安定なところにモノを置かない
- 火事が起きにくいような対応をする
- 非常食を用意しておく
- 貴重品はまとめておく
自分の中で避難のシミュレーションをしておくことだ。
備えあれば憂いなし
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